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会社でいじめられる9つの理由と7つの対処法

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「いじめ」は子供社会だけでなく大人社会でもはびこっています。
何をもっていじめとするかは難しく、上司は叱咤激励のつもりで注意したことを、注意された側はパワハラと取る場合もあります。
反対に同業種に転職した場合などは、満足な研修もなくいきなり仕事を任され、スムーズにできない場合は「仕事ができない、期待はずれ」などと社内に言いふらされることもあるようです。
どんな理由でいじめられるのか、いじめを受けたときにはどう対処すればいいのかを考えてみましょう。

<h3>仕事でいじめが起きる理由</h3>

現代人はとてもせっかちで、答を早く求めてしまいます。
人によっては何度教えてもらっても理解ができない人もいますよね。
そんな人は同僚や上司から「仕事ができない人」とか「覚える気がない人」といったレッテルを貼られてしまいます。
物覚えが悪く、ひとつのことを理解するのに時間がかかる人もいますが、一度理解してしまえばていねいに仕事をこなす人だっているんですよね。
残念なことに「人は時間をかけなければ理解できない人もいるが、その人が能力がないわけではない」ということが分かっていない人が多いです。

今回は「いじれらたときの対処法」や「どうしていじめられてしまうのか」について解説していきます。

<h3>会社でいじめられる9つの理由とは</h3>

陰湿ないじめが横行する会社も現実にあるようで、会社の体質に合わない人は「退職に追いやる」といった暗黙の図式ができているようです。
転職をする際には、必ずその会社の離職率を確認しておくことが大事です。

しかし、原因が本人にある場合も。
最低限のビジネスマナーが守れなかったり、自分のミスに対して素直にあやまれなかったりする人は、いじめに合いやすいタイプといえます。

<h4>仕事ができない人(ミス・遅い・覚えられないなど)</h4>
新卒で仕事のできない人については比較的寛容な企業側も転職組には即戦力を期待しているため、仕事にミスが多かったり、段取りが悪く予定通りに進まなかったり、何度も同じことを聞いてくる人に対しては厳しい目が向けられます。

<h4>仕事ができすぎる人</h4>
「出る杭は打たれる」といいますが、仕事があまりにもできすぎる人は敬遠されがちです。
憧れと嫉妬心は紙一重と言われるように、「たしかに仕事はできるが生意気で鼻につく」などと誰かがいうと、噂はすぐに広がりいじめの対象となってしまいます。

<h4>社内の友人が少ない</h4>
会社は仕事をしてお金を稼ぐのが目的なので、社内に友人が少ないことは、とくに気にすることはないのですが、コミュニケーション能力に欠ける人はいじめにあいやすくなります。

たとえば簡単な「おはようございます」「お先に失礼します」といった挨拶や、常識的な受け答え、「恐れ入ります」「すみませんが」などの言葉が的確に使えない人は、常識的なビジネスマナーに欠ける人とみなされ、社内での友人も少ないようです。

<h4>髪形や服装、体型などの外見的差別</h4>
職種によっては、個性的な髪形やファッションが好まれることもあります。
また、キングサイズをウリとしているアパレル関係などでは、太った人が優遇される場合もあるようです。
しかし、一般的な会社ではあまりにもユニークで個性の強い人は敬遠され、差別視されてしまいます。

<h4>ミスをしても謝らない</h4>
完全に自分に落ち度があるミスにも関わらず、素直に謝らない人は嫌われてしまうでしょう。

いつも言い訳ばかりしていると、そのうち無視されるようになり、いじめの対象となってしまいます。

<h4>個性が強い</h4>
芸術家は個性的な人が重んじられる傾向にありますが、一般的な会社員は自己主張が強すぎる人や、言動や行動が目立つ人はあまり好まれません。

<h4>主体性がない</h4>
会議などで意見を求められても自分の意見を言わない人がいますが、「協調性があるように見えて実は八方美人」だなどと噂されてしまいます。

<h4>空気が読めない</h4>
空気が読めない人とは、言っていいことと言ってはいけないことを考えずに思ったままをすぐ口に出す人です。

その場の状況を考えずに人を傷つけるような、会話を平気でする人は嫌われて当然かもしれません。

<h4>愚痴が多い</h4>
グチるのがほとんど趣味のような人がいます。
仕事上の不満だけではなく上司や同僚の悪口などを常に誰かに話したがる人には、近寄りたくなります。

この場合は、無視されることがいじめとも言えますが、原因は自分にあると認識することが大事。

<h3>いじめられた人の体験談を参考にする</h3>

いじめの原因はさまざまですが、「給料泥棒」などといった辛らつな言葉の暴力や、仕事上でわからないことを尋ねても、教えてもらえなかったり、無視されることもあるようです。

上司としていじめを日常的におこなっている場合は、理不尽な仕事を任せたり、残業を要求したり、有給をとらせないなど心身ともにジワジワと自主退職に追い込んでいくパターンが多いです。

職場でいじめにあった人の体験談は、ネット上には山ほどあげられています。
ネット上で自分の気持ちを吐露できる人はまだ救われますが、ツライ気持ちを抱えたまま精神的に追いつめられる人もいます。

いじめの内情は、
<ul>
<li>パワハラ</li>
<li>セクハラ</li>
<li>無視</li>
<li>陰口</li>
<li>仕事を教えない</li>
<li>振らない</li>
<li>仕事を増やす</li>
<li>仕事の邪魔をする</li>
<li>肉体的暴力</li>
<li>仲間外れ</li>
<li>成果の横取り</li>
<li>ミスの転換</li>
</ul>
など実ににさまざまです。

もし、あなたが職場でのいじめに悩んでいるならネット上で「会社 いじめ 体験談」で検索してみてください。

多くの人がいじめにあっており、何度転職してもいじめられるといった人もいます。

自分の心や体は自分で守るしかありません。
多くの人の体験談や意見を参考に、自分にとってその時点で一番よいと思われる選択をしましょう。

<h3>いじめられた時の7つの対処法</h3>

1、異動願いを部署に出す
いじめは些細なことから発生するので、本人も何が原因でいじめられているのかがわからないこともあります。

直属の上司に事情を話し、「私自身が仕事に打ち込めないのと、部署全体の雰囲気が良くないので、部署の異動を考えていただけないでしょうか」と遠慮なく言ってみましょう。

2、厚生労働省の総合労働相談コーナーを利用する
上司に相談しても対処してくれない場合は公の機関に相談しましょう。
<ul>
<li>解雇</li>
<li>雇止め</li>
<li>配置転換</li>
<li>賃金の引下げ</li>
<li>募集・採用</li>
<li>いじめ・嫌がらせ</li>
<li>パワハラ</li>
</ul>
などのあらゆる分野の労働問題を対象としています。

総合労働相談コーナー

3、全労連の労働相談ホットライン(0120‐378‐060)を利用する

労働相談ホットライン

4、法テラス(日本司法支援センター)
パワハラ、セクハラ、解雇などについて無料で相談できます。
その際はいじめや嫌がらせをされたときの記録をつけておいたり、会社にいじめの実態を訴えた後の、会社としての対応も文書として残しておきましょう。
過去には慰謝料や損害賠償が認められた場合もあります。
(松陰学園事件、東京高判平成5,11,12など)

日本司法支援センター 法テラス

5、公的な機関で相談して情報を得た後、親や身内に悩みを相談してみましょう。
6、うつなどの精神的な病気が心配される場合は心療内科を受診しましょう。
7、退職や転職を考えることもアリです。現代において終身雇用制は崩れています。
会社は一生面倒を見てくれるわけではありません。

<h3>まとめ</h3>

いじめを受けて辞めたくても退職届をすぐに出すのではなく、厚生労働省の総合労働相談コーナーなどを利用して相談をしましょう。
いじめを我慢してきたことが、不当な扱いとして損害賠償が認められた事例も多くあります。
また、自分を客観的に見ることも大切です。

これ以上、陰湿ないじめには耐えられないと思ったら、心身を壊さないうちに転職エージェントなどで新しい職を探すのも一つの方法です。

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