「長距離トラックドライバーの仕事ってどんな事するんだろう・・・」
「給料高いってよく聞くけど実際のところはどうなの?」
「ブラック企業が多かったりする?」
長距離トラックドライバーは沢山の荷物を積めるよう大型のトラックで長距離運転をする仕事。
よく給料が高いと言われている職種ですが、実際のところどうなのか、今回はお話していきたいと思います。
長距離ドライバーの仕事内容
長距離トラックの仕事は中距離も含め、片道30㎞以上の距離を走る長距離配達の仕事です。
簡単にいうと、
- 倉庫で荷物を積む
- 目的の場所へと移動
- 納品先にて荷物を卸す
1~3の繰り返しが主に長距離ドライバーの業務です。
高速と一般道のどちらを走るかによって、かかる時間は大幅に変わってきますが、たとえば大阪から東京に行く場合、高速はおよそ7時間近く一般道は半日かかります。
また、スムーズな走行ばかりではないのが、この仕事の過酷なところ。渋滞や工事に巻きこまれれば、その分さらに時間がかかりますので朝方出発しても夜遅くに到着なんて事も多々あるんです。。
いろいろな所へ荷物を送り届けるので月曜日から土曜日まで帰ってこれない、日曜日しか休めないといった会社も多いのが特徴。
長距離ドライバーのデメリット
大型トラックを使える宿泊施設というのはほとんどないので、お風呂に入れない事も多く、移動中に家へ寄るか、銭湯に寄るか、大きい施設にいくのが基本。
毎日お風呂に入りたい!という人には結構厳しい世界です。
奥さんのほうは毎日ご飯を用意する必要がないので、その点は楽って言ってたけんど、子供の面倒が見れない、怪我や病気に誰かがなったときにすぐに駆けられないのがツライとよく聞きます。
当然、本人が病気になったときもすぐに病院に行けません。
運転中に気分が悪くなったら、走行をストップして近くのドラックストアで薬を買うか、病院に行く事になりますのでかなり面倒です。
また長距離トラックドライバーにとっての最大の敵は「睡魔」。
寝るときは車内で約5時間の仮眠をとります。最近は減りましたが、居眠り運転で事故という事もあるので気をつけましょう。
また、運転だけが仕事じゃありません。
重たい荷物を積んだり、卸したりとしなければならないので体力も必要です。
長距離ドライバーが向いている人
- 運転が大好き
- 長時間の運転も苦じゃない
- 遠出が好き
- 体力に自信がある
また、家庭を持っている男性には厳しいかもしれませんが、「夫がいないほうが気楽でいい」なんて奥さんをもつ男性や奥さんといつも一緒にいるのが苦痛なんて人にはこの仕事は合ってるのではないでしょうか。
長距離ドライバーの給料ってどれくらい?
なかなか過酷な長距離トラックドライバーの仕事ですが給料は「完全歩合制」のところがほとんど。
行き先によってはさらにプラスされる会社もあります。
輸送会社や仕事内容、年齢、経験によっても大きく変わりますが給料相場は大体25万円~30万円。
繁忙期はかなり稼げる仕事なので、しっかり働けばそこそこ高収入を手に入れられる仕事です。
長距離の運転が苦にならない、運転が大好きという方であれば働きやすい仕事ではありますが、お風呂にいつも入りたいという人や家族と離れ離れになりたくないという人には厳しいかもしれません。