「「月曜日がツライ・・」
「「なんでこんな仕事やらなきゃいけないの?」
「「早く帰りたい・・」
仕事がめんどうくさいと思うことはだれしもあることですが、そもそも仕事はめんどうくさいものなのです。
「仕事ってこんなもんなんだ」と割り切ることも必要です。
とはいっても、どんな仕事もある程度ゴールが見えないことには、やる気が持続しません。
たとえば1日かけて10センチ四方の刺繍をする仕事も、1年かけて仕上げてホテルのロビーに飾ってもらえるとゴールが定まっていると、コツコツと頑張ることができます。
仕事がめんどうくさいと思う感覚は人それぞれで、めんどうくささを楽しめる人もいます。
仕事をめんどうくさく感じる理由と、その対処法について考えてみましょう。
仕事がめんどうだと感じる11の理由
めんどうだと感じる人の意見をまとめると、大体この11つのどれか、あるいは複数ある人が主です。
- 人間関係がめんどう
- やる気が持続しない
- 仕事量が半端なく、何から手を付ければよいかわからない
- 社内の暗黙のルールに従うのがめんどう
- スキルアップのための勉強がめんどうくさい
- 私服のコーデがめんどくさい
- アレルギーなど持病が仕事のネックになってめんどう
- 後輩などの教育するのがめんどう
- ラインやメールのやり取りがめんどう
- 異性関係がめんどう
- もともと就きたい仕事ではなかったので、仕事がめんどくさく感じる
人間関係がめんどう
退職理由に「上司のワンマンぶりについていけません」とは言えないものの、転職の原因の多くは人間関係の行き詰まりです。
多少仕事がめんどうだとしても、人間関係が良好なら退職まで考えることはほとんどありません。
苦手な人も一つくらいよいところがあるものです。
人のよいところを見つけると、自分の寛大さを知ることができます。
「自分は心の広い人」と思うことで「ひとまわり器の広い人」に成長できます。
やる気が持続しない
長時間労働を強いられたり、ノルマを課せられたりして、いつも仕事におわれていると、
ストレスがたまってやる気が持続しません。
そんな場合は、会社の働かせ方に問題があります。
また、本人が気分転換が下手な場合も、やる気が持続しないことがあります。
どんなに根気がある人も2時間以上は同じことをするのは苦痛を伴うようです。
デスクワークなら1時間で席を立ち、お茶を飲んだりストレッチをするなど意識的にアクションを起こすことが大事です。
仕事量が半端なく、何から手を付ければよいかわからない
仕事をしてもしても延々と続き、途中で別の急ぎの用事が入ったりすると、気持ちが萎えてしまいます。
長期的な仕事は細かく分けて「今日はこの資料の作成だけはしてしまおう」などと目標の設定をすることで、小さな充実感が得られます。
高い山に登るのも一歩一歩足を進めるしかありません。
仕事も少しずつ片付けていくことを心がけましょう。
社内の暗黙のルールに従うのがめんどう
「毎日3分間スピーチを交代でおこなう」「ラジオ体操をする」「社歌を歌う」「社訓を唱和する」「社内レクや運動会への参加」など、ほとんどの人はめんどうくさいと思っています。
しかし、ベンチャー企業でもない限り、終身雇用制の名残は今も暗黙の了解で引き継がれているようです。
合理的でなくても、「いたしかたない」と諦めましょう。
スキルアップのための勉強がめんどうくさい
資格よりも実力が大事です。
たとえば10年以上も前に取得して1度も使ったことのないような資格では、役に立ちません。
今の会社でスキルアップのために絶対必要な資格なら、きっと邪魔くさいだとかめんどうくさいなんて言ってられないのでは?
必要に迫られるまで待って、一気にトライする方法もあります。
私服のコーデがめんどくさい
男性女性にかかわらず洋服好きの人は、制服のある会社を選ばない傾向があるようです。
制服があっても洋服好きの人は、通勤着にもこだわります。
男性ならシーズンごとにスーツが何着かあればキチンと感がでますが、女性の場合はそうもいきません。
業界によっては、あえてファッショナブルな服装を要求されることもあるようですが、そうでもない場合は、素材のよいおしゃれなジャケットを数枚用意しておくとコーディネートに悩まずにすみます。
アレルギーなど持病が仕事のネックになってめんどう
アレルギー体質を改善すると言われる食品やサプリメントは年々増えているようですが、アレルギー体質の人は一向に減りません。
アトピーや花粉症、アレルギー性鼻炎などは、食生活や睡眠などの生活習慣はもちろん関係していますが、ストレスが大きくかかわっています。
ストレスがあると、免疫力がダウンしてしまうので、仕事に差し障るほどのアレルギー症状に悩まされるなら専門の医療機関を受診しましょう。
後輩などの教育するのがめんどう
人に教えるということは、自分が完全に理解しているだけでなく、いかにわかりやすく的確に伝えるかといったテクニックも必要です。
人に教えるのが好きなタイプと苦手なタイプがありますが、教えるのが苦手なタイプの先輩が一生懸命に伝えてくれたことは記憶に残るものです。
人に教えるのは、自分のためと思えば、「めんどうだな」といった気持も薄れます。
ラインやメールのやり取りがめんどう
会社のラインが煩わしいと思う人が多いようです。
仕事に関する重要な連絡があるかも知れないのでオフにもできず、それほど重要でないことが休日に通知が来ると、イラっとくることもあります。
異性関係がめんどう
社内の恋愛はいったんこじれると、どちらかが転職せざるを得ない状況になってしまうこともあります。
とは言え、いったん好きになってしまうとブレーキが効かなくなるのが恋愛です。
好意が「社内恋愛」に移行した場合は、「深く静かに進行」させましょう。
職場は仕事をしてお金を稼ぐのが目的だという自覚を持っていれば、社内恋愛もOKではないでしょうか。
「社内での異性関係がめんどう」なんていっていると、一生パートナーに巡り会えないかも知れません。
もともと就きたい仕事ではなかったので、仕事がめんどくさく感じる
成り行き上就職したものの、元々あまり興味がなかった会社で、仕事がめんどうくさく
思えるなら、自分のためにも会社のためにも転職した方がよいでしょう。
一生は限りあるものです。持ち時間を有意義に使いましょう。
仕事がめんどうだと感じた時にやってもらいたい7つの対処法
仕事をする上でめんどうと感じた時は、次の7つのことを頭に置いて行動しましょう。
- 目標をたてる
- ゴールを明確にする
- スケジュールをたてる
- 自分の健康状態を知る
- 現在の状況を把握する
- 人間関係も仕事のうちと割り切る
- 上手に気分転換をする
です。
1.目標をたてること
大きな目標があればめんどうなことにも取り組めます。
お金を稼いでマイホームを手に入れるとか、自分の店を持つなど明確な人生計画が描けていれば、めんどうな仕事も我慢できるものです。
2.ゴールを明確にすること
成果や結果が目に見えない仕事は、モチベーションが下がってしまいがちです。
自分なりにゴールを決めて進めていきましょう。
3.スケジュールをたてること
スケジュール通りにいかないものですが、月単位の大きなスケジュールと週単位、1日単位といったスケジュールをたてておくと、焦らずに仕事をこなしていけます。
4.自分の健康状態を知ること
オーバーワークが続くと、肩こりや腰痛といった体の諸症状やうつなどの心の病気を引き起こしてしまう可能性もあります。
自分の健康状態を把握して、早め早めに対処することが大事です。
5.現在の状況を把握すること
自分の健康状態だけでなく、家族のことも考慮しておくことが、「めんどう」を遠ざけます。
老親を病院に定期的に連れて行かねばならないことや、パートナーの仕事の都合で週に2回は定時に帰りたいなど、自分の今の状況を把握して直属の上司に伝えておくと、安心して仕事に取り組むことができます。
6.人間関係も仕事のうちと割り切ること
職場においては、スムーズに仕事をこなすことが第一です。
上司や同僚に苦手な人がいても、ムリに仲良くなることはありません。
仕事上の付き合いだと割り切って対応することが大事です。
しかし、露骨に「嫌いオーラ」を放つような行為は、自分を苦しめる結果となってしまうので注意しましょう。
7.上手に気分転換をすること
仕事、人間関係、家事など面倒くさいと思えば、この世の中めんどうくさいことだらけになってしまいます。
めんどうくさいことも受け止めて日々を楽しく過ごすには、自分が心から楽しめる何かを見つけて上手に気分転換をはかることです。
人づきあいや仕事量で面倒なら転職を考えてみましょう
仕事がめんどうと思いながら、お金のためにのみ働くのはつまらないこと。
もともとやりたい仕事があった人はもちろんですが、今の仕事に喜びが見いだせない人は、
転職エージェントに登録して、新たな職業を探すのがオススメです。
転職エージェントで仕事を探す場合は、20代30代、40代などと細かく分かれた中から探すのが、的確な仕事に巡り会いやすくなります。
なぜ転職エージェントがいいかというと理由は2つです。
- 自分にあった会社を客観的な視点で探してくれるから
- 入社する前に客観的な見方でその会社のことを知ることができるから
自分にあった会社を客観的な視点で探してくれるから
今、仕事が面倒くさいと思っている理由を明確に伝えることによって、いくつもの会社をみてきた転職エージェントの担当があなたにあった会社をピックアップしてくれます。
福利厚生や制度など自分にあった会社であれば、多少めんどうと感じることや嫌だと思っていることがあっても、その会社で仕事をしていることのメリットが多ければ乗り越えられます。
入社する前に客観的な見方でその会社のことを知ることができるから
ハローワークや自分で会社を探し転職するとなるとどんな会社なのか、実際に入ってみないとわかりません。
なので、入ったあとに「こんな会社だったら前職のほうがまし」「別の会社にしておけばよかった」と後悔することになってしまい、前職であっためんどうくさいという気持ちが後悔に上書きされてしまい、精神的にツラいと感じてしまうことになってしまうでしょう。
転職エージェントを経由した転職であれば、その会社がどんな会社なのか客観的に意見をくれます。
エージェント側としてはゴリ押ししてその人を転職させたとしても、すぐに辞められてしまえば成果にはならないので長続きできるような会社を探してくれます。
自分にとってもエージェント側にとってもメリットになるよう、遠慮なくその会社について質問していきましょう。
ムリして転職する必要はありません。
転職エージェントで仕事を探すという行為をすることで今働いている会社のメリットを感じる方もいらっしゃいます。
数年後の未来を考え、今の会社で働くにしても転職先を探すにしても転職エージェントに登録してみることをオススメします。
3社くらいを選び、同時進行をすると効率よく的確な仕事が探せます。
まとめ
仕事がめんどうくさいという気持ちやだるい気持ちは、みんな一緒です。
できるだけポジティブに考え、一番めんどうくさい仕事から取り組んだり、仕事が終わったとにやる「楽しいこと」を考えて仕事をすると、少しはモチベーションアップに繋がります。
また、めんどうくさい上司や同僚がいる場合は、イラつくことなく平穏に対処しましょう。
会社を辞めて転職したとしても、仕事にかかわるめんどくささとは縁が切れないもので、多かれ少なかれ「めんどうくささ」と付き合っていかなくてはなりません。
転職先を探す際には、そのことを承知したうえで本当にやりたい仕事を見つけましょう。