転職サイトと転職エージェントは何が違うの?
転職サイトと転職エージェントの違いは、一言でいうと自分で探すか、人に探してもらうかという違いになるでしょう。
転職サイトというのは、基本的には自分で膨大な数の求人の中から、色々と条件を指定して、転職先を探してます。
対して転職エージェントというのは、ある程度自分の希望を伝えたら、その希望を考慮した中で、転職エージェントのコンサルタントが、転職先として合っていると思われるところの求人を持ってきてくれるのです。
料理で例えると、自分で食べたいものを考え、その食材や調味料を探し、自分で1から作る事と食べたいものをクックパッドなどの料理サイトを調べるようなもの。
難易度にかなり違いがあるのがわかりますよね。
仲間・味方の有無がある
転職サイトと転職エージェントには、仲間・味方の有無の違いがあります。
転職サイトで職を探す場合は基本自分ひとりです。
もちろん家族や身内にアドバイスをもらう事もできるとは思いますが、自分ひとりで転職先を探して、履歴書などの応募書類などを準備し、面接対策をしてく必要があります。
しかし、転職エージェントの場合は、ドラゴンボールで例えるとベジータやフリーザ級の強さをもっている味方がいる事。
転職エージェントのコンサルタントが、履歴書や職務経歴書のブラッシュアップを手伝ってくれますし、面接のアドバイスなど全面的にサポートをしてくれます。
応募書類や面接対策などに不安がある方、自信のない方でも、安心して転職活動をしていけるでしょう。
転職エージェントの人も、あなたに成功してもらう事が成績になります。
つまり、自分の為にもなるので全力で転職をサポートしてくれるというわけです。
テリーマンのように、たとえ両腕を失っても試合を続けるようにあきらめない姿勢で頑張ってくれるでしょう。
それぞれのメリットとデメリットとは
ここまで違いについてお話してきたので、転職サイトと転職エージェントのメリットやデメリットがわかってきたと思いますのでさらに掘り下げていきたいと思います。
転職サイトのメリット
転職サイトのメリットはやはり求人数の多さ。
求人数が多ければそれだけコアな求人にも出会うことができます。
膨大な数の求人を見ているうちに、今まではあまり興味のなかった仕事の求人に興味を持ったりすることもあるでしょう。
転職エージェントに比べて「転職をする可能性」は高いです。
転職サイトのデメリット
転職サイトのデメリットは、やはり時間がかかるところにあるでしょう。
転職サイトでは膨大な数から求人を探していくわけですから、そもそもよい求人をみつけるのに時間がかかってしまいます。
また、素敵な求人を探すのに時間がかかるだけではなく、そこから面接などを突破していくので時間がかかったり失敗する可能性も高いでしょう。
先ほどもお伝えしたとおり、誰のアドバイスももらえません。
友達や家族、yahooの知恵袋などでアドバイスは貰えるかもしれませんが、他人事です。
転職に時間がかかってもよい20代の方であれば、それも経験なので問題はないでしょう。
しかし、40代50代ともなると時間がかかるのはNG。
10代・20代と違って時間もなければ背負っているものも違います。
とくに40代50代は、長引けば長引くほど不利になる可能性が高いですから、このデメリットは非常に大きいですよね。
転職エージェントとのメリット
転職エージェントのメリットは、転職サイトよりも「転職の成功確率が高い」事です。
転職エージェントは先述のように面接や応募書類のアドバイスをしてもらえます。
自分の成績にもつながるので他人事ではなく自分事として全力で対応、サポートをしてくれるんです。
転職エージェントとあなたの2人で転職をする事になるのでパワーは2倍以上。
当然ながら転職は成功しやすくなります。
まさに鬼に金棒です。
また、自分でいろいろ探す手間もかからないので、転職にかかる時間も大幅に短縮できるでしょう。
40代の転職においてこれ以上メリットの高い事はありません。
転職エージェントのデメリット
対して転職エージェントのデメリットは、探している求人がない可能性があること。
転職エージェントでは、手持ちの求人しか紹介する事がないです。
たとえばAという企業に入りたいと思っても、そのAという企業の求人を扱っていなければ手伝ってもらう事ができません。
つまり、自分が気に入るような求人がない可能性もありえるということです。
また、転職エージェントでは、経歴や能力によって紹介できる案件も変わってきますから、そういう意味で自分が満足できる求人をもらえない可能性もありえます。
なので、あなたの経歴やスキルを見て「適正の職を見つけてきて欲しい!」というのであれば転職エージェントは向きますが、今まで働いたことがないまったく未経験のジャンルに飛び込みたい、挑戦したいというスタンスであれば自分で転職サイトを利用して探したほうがいいかもしれません。